エクアドルではまった南米スイーツ

Alfajores
Make up

エクアドルへの赴任が決まった時に見つけた数少ないエクアドルの情報の中に、「エクアドルのお菓子は、腹が立つほどの甘さだ」というのがあった。

だけどここにきて8か月、そのような「腹の立つお菓子」に出会ったことがない。もともと、サクッとカカリカリした触感が好きで、生クリームたっぷりのスポンジケーキを日常的に食べるタイプではないので、ケーキに関しては経験値が少ないけれど、クッキーやパン、その他スィーツに関して「うわぁ」と思ったことは一度もない。今回は私がエクアドルに来て出会った、美味しいスイーツをご紹介したい。

「アルファフォレス」という南米のスイーツ、ドゥルセ・デ・レチェ。

2枚のクッキーの間に コンデンスミルクを煮てキャラメル状にしたペーストを挟んだシンプルなお菓子。ここに来てから疲れた時や、一仕事終えた後の楽しみに取っておくのが日課になった。「頑張った自分へのご褒美」のような感じ。

エクアドル発祥のお菓子ではなく、元々はスペインのお菓子で、大航海時代の影響で南米に広まり、今はエクアドル、アルゼンチン、ペルー等、南米諸国では一般的なスイーツとなっているらしい。「ドゥルセ・デ・レチェってどうやって作るの?」とエクアドルで知り合ったアルゼンチン出身の友達に聞くと、「コンデンスミルクを缶ごとお水で長時間煮込んで固めのクリームにする。」と言っていた。素朴で簡単に作れそうなお菓子なので、「自分でもできるかな?」と思ったのだけれど、コンデンスミルクを缶ごと数時間煮るというプロセスが長すぎ、歩いて5分のパン屋まで買いに行ったほうが早いと思い断念した。

アルファフォレスのクッキーの間に挟まれている、ドゥルセ・デ・レチェは、見た目はキャラメルっぽいけれど、キャラメルのようなほろ苦さはなく、むしろ懐かしい甘さのある味。食べてもあまり罪悪感をもつことのない甘さ。でも、食べると満足感が出るので、ポテトチップスなどのように「やめられない。とまらない。」気分にはならない。

スーパーや近所の商店に行くと、必ずと言っていいほどレジ前に置かれているので見つけるたびに買って試してみた。いろいろ試した結果、私のお気に入りは、近くのパン屋で売られている、1ドルくらいで買えるアルファフォレス。粉砂糖がまぶされていて、上手に食べないと、口の周りも洋服も粉だらけになる。2〜3ドルのちょっと高いアルファフォレスになると、クッキー厚さもさることながら、ドゥルセ・デ・レチェもたっぷり入って、チョコレートでコーティングされ、食べた後は濃厚な味のケーキを一個食べたくらいの満足感がある。なので、私はいつも高級(?)アルファフォレスは半分に切って、二日に分けて食べている。エクアドルはチョコレートが美味しいから、チョコ味のアルファフォレスは逸品。

まだまだ私のアルファフォレス旅は始まったばかりなので、これからもいろんなタイプを試したい!

みきこ

現在、夫と愛犬と南米エクアドル在住。エクアドルに来てから料理、スペイン語をはじめて毎日奮闘中。エシカルな暮らしを出来るところから実践中。

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