痩せている=健康?

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「管理栄養士は太ってはダメよ」

これは、大学在学中に教授から言われた言葉です。
私は、管理栄養士になる為に大学で4年間学びました。その中で、ある授業で先生が発したこの言葉。当時の私は疑うことなく、確かに!!と思っていました。

管理栄養士の仕事内容は様々ですが、病院などで患者さんに栄養指導をする仕事が主にあります。
「人に指導する立場の人間が不健康であってはならない、だから太ってはいけないのよ」そういう意味で教授は生徒たちに伝えたのです。確かにすごく不健康そうな管理栄養士が、患者さんに指導しても説得力はないですよね。

でも、“太っている=不健康” “痩せている=健康” なのでしょうか?

以前、栄養指導を受けに来た患者さんはとても痩せていましたが、糖尿病でした。
痩せることに執着してダイエットにのめり込んで、生理が止まってしまう人。
痩せていても不眠や冷え性、肩こり、疲れがとれない、拒食症、過食嘔吐に悩まれている人。
反対に太っていても身体の不調がなく毎日アクティブに生活している人。

体型だけではその人が本当に健康かはわからないですよね。

いつしか私たちは「太っているのはダメ、痩せているのがいい」と刷り込まれてきました。
私もその刷り込みに振り回されてきた1人。私だけではないはずです。そして、血液検査で異常値がないから健康とは一概には言えない。未病と言われる日々の不調がないことが本当の健康ではないでしょうか。

痩せていないといけない職業って他にも沢山ありますよね。でもその為に身体も心もボロボロになってしまったら、、、痩せているのが良い!というこの世の中の思考が変わっていけば救われる人がどんなにいることかと思います。
痩せている、太っているではなく、自分自身が心地よいなぁ〜という体感が感じられる。その時の体型がきっとベスト!そういう世の中になったらもっともっと生きやすいよ〜!と思います。

塚越美鈴

管理栄養士。 高齢者福祉施設に10年勤務。自身が体調を崩したことをきっかけに本当の健康とは?と考えるようになる。 現在、身体のことについて再勉強中。 nat...

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