【聴覚障がいの方との関わり】大切なのは伝えたいという気持ち

こんにちは。頭と心を軽くするセラピストSaoriです。
私は今、脳洗浄というメソッドを使用し、美容整体サロンをひらいています。
セラピスト育成も行っていて、以前は聴覚障がいのある生徒さんも通っておられました。
聴覚障がいをお持ちなので耳は全く聞こえません。
耳の聞こえない方とコミュニケーションをする時、手話ができなかったら相手と会話できない~!と戸惑ってしまいますよね。
私も最初は一緒でした。
手話を覚えるのも使うのも苦手だったし、手の動きを思い出すのに時間もかかって相手にも煩わしさを感じさせてしまわないかな、なんて不安が大きかった。
だからなるべく簡単に伝わる、淡々とした会話しかしようとしなかったの。
手話で伝えにくい気持ちは自分の中で「まぁ、いっか」って諦めてた。
でもね、聴覚障がいのある人にとって情報となるのは目だけなんだよね。
一度テレビの音を消して話し手の口の動きを読み取ってみて。
どのくらいわかると思う?
今私たちが話しているスピードで音をかき消してしまえば、きっとほとんどの言葉を読み取ることはできない。
聴覚障がいの方はずっとその世界で生きているの。
だから入ってくる情報は必然的に私たちよりも少なくなる。
でも私たちと同じように、たくさんの情報を得たい!と思っているんだよ。
もしもあなたがこれから聴覚障がいの方と関わることがあるとしたら、
その時は手話ができなくてもいいから、ゆっくり相手の目を見て、口や手の動きを大きく、リアクションも大きくしながら、相手に気持ちを伝えてあげて。
健聴者は言葉のニュアンスで雰囲気を感じ取れるけど、耳の聞こえない方にとっては相手が目を見て伝えてきてくれることが全て!
伝える側がコミュニケーションを困難だと思って、伝えることを諦めたり、躊躇してしまうと
聴覚障がいの方には何の情報も入らなくなってしまうの。
どんなに時間がかかっても【伝える、伝えたい】という気持ちが大切。
聞こえる人も聞こえない人もお互いに理解し合いたい、伝え合いたいと思う心が繋がりになる。
手話が使えなくても大丈夫!
コミュニケーションは言葉だけじゃない。
言葉なんてなくても伝え合う気持ちを、まずは大切にしてね。
相手はその気持ちがとっても嬉しいんだから。