小満(しょうまん)の頃の身体〜中医薬膳学からのアドバイス

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5月21日は二十四節気(にじゅうしせっき)で小満(しょうまん)といいます。

陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じ、天地に満ち始めることから「小満」といわれています。

走り梅雨、といって本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候の時期でもありますが、今年はもう西日本は梅雨入りしてしまいましたね。

5月5日に立夏を迎えましたが、立夏から小満、梅雨入りまでは気温の上昇に伴い汗をかき始め、活動的に動き出すことで 身体は夏に向かう準備をする時期です。ですがもう梅雨入りしてしまいました(大事なので二度言いました笑)。

本来、立夏、小満の頃は太陽の光をしっかり浴びて身体を動かすことでその後の梅雨時期に身体に溜まる湿気を出すエネルギーを作るんですが、、、三度目は言いません。

梅雨来ちゃいましたからこの時期に大切なこと、食べたらいいものを記しますね。

小満の頃は脾、胃に湿気が溜まりやすくなります。脾、胃って湿気がキライなのに湿気に好かれるようです。湿気の片想い!?なんですね。

ですからこの時期は消化の良いものを摂ることを心がけ、食欲があまりない時は無理して食べなくてもよいのです。

食後に緑茶を飲むのも消化を助けます。新茶がおいしい季節ですし、そのことを考えると住んでいる場所と季節、その食べ物と身体は密接に関係していることがわかりますね。

そして脾、胃はストレスを受けやすいですので感情の波を立てないのがこの頃特に必要です。

とは言っても感情の波は季節に関係なくやって来ることが多いですから、その時は無理に感情を抑えることはありません。

例えばカーーっとなってしまったら 「あぁ、カーーっとなっちゃった、怒り心頭だったのね」と自分の感情を受け止め、カーーっとなったことに気づけばいいのです。

さらに、脾、胃さんゴメンナサイね。

となれば上出来!でしょう。

感情に蓋をしたり、怒っちゃった、と罪悪感に苛まれたら余計にストレスが溜まってしまいます。

身体に溜まってくる湿気を出すにはハトムギや雑穀、海藻類が手伝ってくれます。酸っぱいものもいいですね。

この時期、白っぽい色の食べ物が気を補うともいわれていますので、ヨーグルトやお豆腐、山芋、えのきやエリンギなど白っぽい色の食べ物で好きなものがあればお買い物のヒントにしてください。

摂らなきゃいけない、ということではありません。

季節の変化に身体も自然に変化して健やかに過ごすための友だち、くらいに捉えておくといいのではないでしょうか。

最近、スーパーの店頭にはトマトがたくさん並ぶようになりました。

路地ものはもう少し先ですが、この時期のトマトは血を作ってくれますし、消化剤にもなりますから、生食ももちろん、トマトと卵のスープなどオススメです。

お魚売り場で迷ったらこの時期はイワシが夏に向かう身体を養ってくれます。

気を補い、消化能力も長けています。

身体を動かすことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。

身体から湿気を出す簡単な運動、ん?運動ではないですが “水かきを引っ張る” のがこの時期のオススメです。

手の指と指の谷間の皮膚を「水かき」といいますが、そこを反対の手の親指と人差し指で引っ張るのです。

痛気持ちいい強さで2秒くらい引っ張るだけでいいですから簡単ですよね?

やってみてください。

雨の季節ですので、気温が上がってきたとはいえ身体はまだ冷えやすいです。

エネルギーは作りつつ、消化の良いもので身体を整え、身体を動かせる時には動かして本格的な夏を元気で過ごせるよう季節と仲良くしていきましょう。

Yasuko

*人が好き。誰かの笑顔のお手伝いが何より好き。なのに *「母親失格だ!」という息子からの言葉で 彼が不登校になった時も十分寄り添えてなかったことを思い知る。...

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