理学療法士が教える令和の肩こり対策!

Hello!Kokoです!
皆さんは肩こりありますか?
私はもう、物心ついた頃からずっと「肩こり」に悩まされておりまして。
医大の卒業論文も「自覚的肩こりの強度と、頸部筋の筋血流量の関係」(タイトルうろ覚え笑)、だったくらいです。
首が細く長い、「ザ・骨格診断ナチュラル」だったこともあり、ものすごく首~肩甲骨にかけての負担が大きかったと今になって思うんですが。
(肩こりから来る頭痛で、頭痛薬が手放せなかった・・・)

今回は、理学療法士であるKokoが考える、
肩こりにお悩みの方へ、対処法を3つお伝えしますね。
Contents
①外側から血流を良くする
ゆっくりと湯船に浸かるのがとても良いです。
特に、高濃度炭酸泉!
炭酸ガスは、皮膚から取り込まれる数少ない物質のひとつです。
身体に取り込まれた炭酸ガス(二酸化炭素)により、身体は酸素不足と判断し、
より多くの酸素を届けようとして、毛細血管を拡張させて全身に酸素を運びます。
私は「ちょっと身体がこわばってるなぁ」というときは近くの高濃度炭酸泉スパ(というかスーパー銭湯)に行くことが多いのですが、
重曹やクエン酸を使うと、自宅でどなたでもお手軽に炭酸泉を楽しむことが出来ます。
(施設の方が高濃度ですが・・・)
お湯はぬるめがベター!
温度が高いと炭酸が抜けていくのは、ペリエやシャンパンと同じ原理ですね!
最初はぬるくて物足りなく感じても、その後、身体が冷めにくいのを実感出来るはずです。

②内側から血流を良くする
私は身体の声を聞きながら、
「Lーアルギニン」のサプリを摂っています。
(サプリに頼りすぎるのも良くないかなぁと思うので、ちょこちょこです。)
この、Lーアルギニンは、体内で分解される時にNO(一酸化窒素)を産生します。
このNOが、血管を拡張させ、血管が柔軟になり、血流を促進させるんです。
(ちなみに、このことを発見した3人の研究者は、1998年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。)
サプリとして売られているものは、質もピンキリですので、
ぜひ、ご自身の体感として、効果を感じられるものを選んでくださいね。
「身体の声を聞く」って大事です!
③めぐらせる!
せっかく血管を拡張させても、パソコン作業などでず~っと同じ姿勢で体をこわばらせていては、効果も半減です。
最後はやっぱり、マメなストレッチやマッサージがオススメ。
特別な技術は必要ありません。
「頑張ってるね~自分!いつもありがとうね~!」という気持ちで、身体をのびのびさせてあげたり、労ってあげるイメージです。

知っておいて欲しいのは、
「肩こり=肩」だけの問題ではないということ。
頭皮マッサージから首のストレッチ、耳をほぐしたり腕を回したり、
背中~腰まで、全身を動かしてあげましょう!
肩こり、についてシェアしてみましたが、
血流が良くなると、疲労回復も早くなり、お肌の血色もよくなるなど、
美容や健康の面でも良いことずくめです!
是非、できるものから無理なく取り入れてみてくださいね。