子どもを叱ってしまうあなたへ

イライラしたよね。
子どもの行動に。叱られるようなことするもんね。叱ることも必要だよね。だからそれはそれでいいんだよ。
でも、攻めちゃうよね。
自分を。
自分で責めちゃう。
まだ叱っても分からない年齢もあるかもしれないし、こんなことで叱らなくてもとか、もっと違う言い方あったのにとか。
自分で自分を責めて苦しくなっちゃうよね。
周りのお母さんはもっと穏やかに育児してるって思うよね。
自分ばっかりガミガミしてて、子どもがガミガミお母さんと一緒の時間が多くて 可哀想って思ってまた泣けてくるんだよね。
やめたいと願っても、イライラの感情が溢れ出て、歯止めがきかないんだよね。分かるよ。女性ホルモンってすごく影響が強いんだよ。みんなそんな時あるんだよ。そう、人間臭いお母さんを見せるのもいいじゃない。
そうやって自分を慰めてもどこか気持ちは晴れなくて、モヤモヤの曇り空が心を覆うよね。分かるなあ。
そんな時、本を読むとヒントをもらえるよね。心を開示できる人に話すと救われるよね。ちょっと気持ちが落ち着いたら、今の私の言葉を聞いてね。
知識が増えた今の私ならこう思うよ。
子どもを叱る時。子どもにイライラさせられるのではなくて、本当は自分の中にイライラの根本があるんだよって。
何に私の心は揺さぶられたんだろう。
何が私をイライラさせたんだろう。
何で私は子どものこの行動を見てイライラするんだろう。
それが全部自分の中にある。
ああ、そうか。
自分は人の顔色うかがって、我慢してきたのに、自由に泣ける君が偉やましかったのかもしれないね。
ああ、そうか。
家事も育児も完璧にこなさないと愛されない、評価されないって思ってるから、少し自分の理想とずれるとモヤモヤするんだね。散らかされたり壊されたり汚されたりしたら、許せないよね。
ああ、そうか。
自分が親や世間から言われ続けた正しさを子どもにも説きたいんだね。そうじゃないと悪い子になっちゃうと焦っているのかな。世間体気にしちゃうよね。もしかしたら、子どもの様子を親の評価と思ってるのかな?
全ては自分の中にあって、ちゃんと自分の声を聞かないと分からないんだ。
自分に質問して見えてきたのは
人の目を気にする
人の評価を気にする
完璧じゃないと愛されない
っていう思い込み。
そしたら、自分の思う正しさを主張したくなるよね。怖いよね。愛されないと思って いる時ってすごく孤独で苦しいよね。
でもね、自分の本当の思いに気付けたら、それだけで始まりなんだよ。
不完全な自分を見つけたよね。
それでも愛されてるよ。
人の評価を気にしてしまう自分がいるよね。
こう思うのはどうだろう?
自分が自分に対する評価がそのまま人の評価になるんだよ。だから、人の評価が高けれ ば自分は満たされるっていうのは真逆なんだ。自分を愛せているか、自分の価値が下がらないことが自分で分かっているか、が何より大切なんだよ。自分の評価がまるまる世界から見たあなたへの評価だから。あなたはもうすでに完璧な存在だよ。
機能的価値を気にしている時は、自分の価値が分からない時。
自分の価値を自分で知るとね、不思議とやりたいことが出てきて、機能的価値も高まるんだよ。
いつも子どもを叱っていたあなたへ。
あなたが自由になれば大丈夫。
あなたは完璧じゃなくても愛されている。
あなたのミスすら愛してくれる人が周りにはたくさんいる。
そもそも愛されていたから
こんなに色々と学ぼうとするあなたなんだよ。
もうすでに愛されていた。
気付いたら今度は自分への愛をたくさんあげようね。
今度は自分の幸せを大切にしようね。
ママが幸せだと子どもは勝手に幸せになるから。
僕がいるからママは幸せなんだって、ちゃんと自分を認めて愛せる子になるから。
というか、すごいことを言うとね。
わざとなの。わざとママをイライラさせてるの。ママのこと大好きだからね、ママに自分の気持ちに気付いてほしいんだよ。子どもは本当に天使なんだよ。全部知っててママのためにそうするの。すごいよね。
だからね、ますは自分だよ。
まずは自分が幸せでいることが 子どもや周りの人が幸せになる一番の近道だよ。
大丈夫。
みんな優しいよ。
あなたは高級品。