嫌われることが…怖い??

こんにちは(^^)
ホロスコープSPA主宰のMOEです。
今回は、【嫌われることが…怖い??】というテーマでお届けします。
多くの人が、
できれば嫌われたくない
むしろ好かれたい
と思っているのではないでしょうか?
私もそうでした。
そりゃあそうですよね。
嫌われるより、好かれる方が、気持ちも穏やかに過ごせますし、色んなことが上手く回っていきますから。
しかし、ここで残念なお知らせをします。
万人に好かれるというのは無理です!
そもそも万人に好かれることは、まず有り得ません!
(ハッキリ言い過ぎてごめんなさい・・・m(__)m)
あなたにも、好きな人、嫌いな人がいるのと同じように、他の人たちにも、好き・嫌いの感覚があります。
それは、あなたにはどうしようもできないことです。
こういうと、”自分が変われば好かれるはず!”という見方に辿り着き、
例えば、自分が本当に好きではないものを好きだと言ったり、無理をして相手の好みに合わせる言動をしてしまったりする人も多くいます。
しかし、嫌われることへの恐怖がつきまとい、嫌われないように嫌われないように・・・と、抜け道を探り続けて生きていると、どんどん自分が分からなくなり、自分を否定してしまいかねません。
そんな生き方は、例え誰かから好かれたとしても、楽しくないし、幸せとは程遠いと思いませんか?
嫌われることへの恐怖を手放し、あなた自身の人生を謳歌しましょう!
《人の悩みのタネとは》
心理学者として有名なアルフレッド・アドラーはこう言っています。
「人の悩みの9割が人間関係に関わるもの」
本当に???と思うかもしれません。
しかし、今浮かんでいるあなたの悩みが、表面上は人間関係が絡んでいるようには見えないとしても、ちょっと掘り下げてみてください。
一見、人間関係に全く関係なさそうな悩みでさえも、紐解いていくと、誰かがそこに関わっていた、なんていうことがあるはずです。
人は、人との関わりなしには生きていけませんよね。
家庭、仕事場、友人関係、恋愛関係、ショッピングをする時、レストラン・・・など、ちょっとしたことも含めて、人と接しない日はありません。
だとしたら、人と接することを避けるのは不可能であり、人とのコミュニケーション、人または人の言動に対する勝手な思い込みなどから、悩みに発展していることが多いのは言うまでもないことです。
さて、その悩みとは、
嫌われることを恐れることから
どう思われるかを気にすることから
生まれるものがほとんど。
しかし、表面上は”悩み”かもしれませんが、その奥には、
安心したい
認めてほしい
仲良くしたい
という”本当の願い”があることを忘れてはいけません。
《嫌われることから生じる問題》
では、嫌われることで、どのような問題が生まれるのでしょうか?
嫌われることから生まれる問題には、
周りのすべての人が敵に見える
疎外感
孤独感
自分の存在が否定されること
自分の存在がないものと見なされること
・・・などがあげられます。
だから人は、嫌われることはなるべく避けて通りたいと思うわけです。
これは自己防衛本能でもあります。
もし嫌われたと感じたら、
嫌われた自分にフォーカスする
↓
そんな自分は情けない、恥ずかしいと自分にダメ出しをし続ける
↓
自分のことを嫌いになる
というように、自己否定をする生き方が根付いていきます。
また、
○○をしたら嫌われるかな?
△△をしたら好かれるかな?
じゃあ、△△をしておこう。△△を選んでおこう。
そうすれば安心だよね・・・
と、何をするにも、そういった回りくどい考え方からの選択をしていくようになります。
しかしこれは、他人や周りの目を常に気にしていないといけないので、疲れますよね。
そして自分自身があちこち振り回される感覚になり、本当の好き、本当の嫌いすらも分からなくなり、「自分不在」で生きることになるのです。
自分の人生、相手次第
自分の人生、周り次第
の生き方です。
つまり、他人に自分の人生の舵を握らせて、委ねてしまっている状態。
今、ストレスを抱えていたり、疲弊している人が多いのも、このように自分主導の人生を送れていないことが原因の一つとなっています。
《「嫌われること」に対する意味づけ》
さて、そもそも嫌われることってダメなことなのでしょうか?
一時期、「勝ち組」、「負け組」という言葉が流行しました。
SNSの「いいね数」、「フォロワー数」などが目に見えて数字として反映されるようになったことも、そういった上下関係や、勝ち負けの風潮を助長していますよね。
しかし!!
そういった数字で、ものごとの上下や勝ち負け、善し悪しを測る必要はありません!!!
「嫌われること」に対しても、こういった上下、勝ち負け、善し悪しという評価に繋げていませんか?
嫌われることはダメなこと
嫌われることは恥ずかしいこと
嫌われることは情けないこと
嫌われることは負けで、好かれることが勝ち
と意味づけをしまっていることはないでしょうか?
実はこの考え方こそが、
嫌われないように、好かれるように
を意識した言動に繋がっているのです。
嫌われることはダメなことだと決めているのは、他でもない「あなた自身」です。
「嫌われてもOK」
「嫌われることもある」
と自分に許可してあげましょう!
そして、あなた自身はあなたのことを好きでいてくださいね!
最初にお伝えしたように、
万人に好かれるというのは無理であり、有り得ません。
あなたにも、好きな人、嫌いな人がいる。
他の人たちにも、好きな人、嫌いな人がいる。
それでいいのです!
「好かれる」も「嫌われる」も、同じ感情の一種だという大きな括りでの意味づけを自分の中に持ちましょう。
《嫌われることを恐れない生き方》
好かれるか?嫌われるか?
それは、「相手」から見たもの。
そういった、自分にはどうすることもできないことを考えながら生きるって、すごく難しいし、ややこしいと思いませんか?
なぜなら、相手の好みや価値観は、あなたには変えようがないことであり、相手にしか本当のところは分からないからです。
“他人から見て、私は好かれるか?嫌われるか?”ではなく
“私自身が見て、私がそれを好きか?嫌いか?”という視点にシフトしていきましょう!
これが、「自分軸」の確立です。
そして、「嫌われること」、「好かれること」に、上下や勝ち負け、善し悪しなどのジャッジをしないことも大切です。
嫌われることへの恐れから生まれる悩み。
その悩みの奥に、”本当の願い”があるとお伝えしました。
安心したい
認めてほしい
仲良くしたい
・・・それらの願いは、上下、勝ち負け、善し悪しなどのジャッジを止めるだけで叶うことも、覚えておいてください。
なぜなら、ジャッジを挟まない自分の素直な気持ちからの言動は、自分自身を認めてあげることでもあるし、自分への信頼が土台にあることでもあるため、相手の出方に関係なく安心していられるからです。
そして、仲良くしたいという気持ちも、ジャッジがなければ、自分から相手へのgiveのみで自己完結できるのです!
どんなものごとも、実はとてもシンプル。
難しくしているのは、いつでもあなた自身です。
人生の舵をあなた自身が握れば、嫌われても、好かれても、それに一喜一憂することなく、むしろそれも気にならないほど、自分の好きに真っ直ぐに歩んでいけますよ!
では、また(^^)