「【ゆるめの整理収納】収納用品は、白いもので揃えない。」

初めまして。服好きの整理収納アドバイザーMadokaです。
私のブログでは、完璧じゃなくても大丈夫な【ゆるめの整理収納】をお届けします。
整理整頓された気持ちの良い暮らしはしたいけど、
片付けはあまり得意じゃなかったり、仕事や育児や介護などで、
今は片付けに時間をかけられなかったり。
そんな人にとって、暮らしのヒントになれば嬉しいです。
本日は、収納用品の色の話。
収納グッズを白で統一する「白収納」というのは、
見た目もスッキリして生活感を隠すことができるため、SNSなどで人気の収納方法です。
見たことがあったり、理想としていたりする人もいるのではないでしょうか?
しかし、
私がおすすめする【ゆるめの整理収納】では、
収納を白いボックスで揃えることはおすすめしていません。
「収納用品は、白いもので揃えない」その理由は?
白収納のメリットはたくさんありますが、
今回はあえてデメリットから、白収納をおすすめしない理由をお伝えします。
この2つがわかりやすいかと思います。
- 白収納は中身が見えない。中身が見えない収納は、片付け初心者や時間のない人には不向きだから
- 家族や一緒に暮らす人には不便な場合もあるから
[理由1]白収納は中身が見えない。中身が見えない収納は、
片付け初心者や時間のない人には不向きだから
例えば・・・
・中に何が入ってるかを把握できない
・中にどれくらい入っているかを把握できない
・そのためラベリングが必要になる
・テプラの準備やシールの用意は、ちょっと面倒
・最初の日は張り切ってみたけど、段々面倒でサボってしまう
・「自分はダメだ」と挫折 など
「綺麗にしまうこと」を整理収納の目的にしてしまうと、
このようなケースに陥ってしまうことも。
「綺麗にしまうこと」は手段であって、しまった後の日々の使いやすさ、
片付けさすさが本当に大切なポイントです。
[理由2]家族や一緒に暮らす人には不便な場合もあるから
例えば・・・
・中身の見えない収納ボックスで綺麗に片付けた
・ラベリングも英語でお洒落につけた
・なのに家族から「あれってどこに入ってるんだっけ?」と何度も聞かれる
・自分としてはしっかり書いているので、「書いてあるでしょ?!」とちょっとキツくなってしまう
・使った後もラベリングされた容器があるのに、何故か元の位置に戻っていない
・お互いにストレスになってしまう など
せっかくラベリングをしていても「英語」や「アルファベット」で書いていませんか?
とてもお洒落ですが、一緒に暮らす人達は、急遽変わった家の仕様に意外と対応できていないことも。
「白収納」がダメなら、じゃあどんな収納がおすすめ?
ここまで読んでくださった方は、
どのような収納用品が適切か気になりますよね。【ゆるめの整理収納】では、
以下のものをおすすめしています。
- 透明や半透明の収納用品
- ワイヤーなどの中身が見える収納用品
この2種類の代表的なメリットはこちら
- 整理されながらも中身が見える、見えやすい
- ラベリングをしなくても中身が判断しやすい
- 残量が把握しやすい
これらのメリットは、キッチンやリビング、洗面所などの共有スペースで特に力を発揮します。
自身だけではなく、一緒に暮らす人にとってもストレスの少ない収納用品になります。
自分以外の人の立場になってみたり、
時間や余裕のない時の自分を想像してみたりして、便利さを追求してみましょう。
番外編:どうしても「白収納」にしたい・・・・
そんな方は、全ても白収納にするのではなく、
少しずつ取り入れながら、その不便さを徐々に改善していく柔軟性を持つと、
一緒に暮らす人の協力を得た“本当に気持ちの良い暮らし“が実現できるはずです!
最後に
今回は、【ゆるめの整理収納】の第1弾として、
「収納用品は、白いもので揃えない。」をお届けしました。
SNSでは、素敵な暮らしをする人の情報を日々目にしますよね。
その中には、家中の収納用品を真っ白に揃えている画像も多く、
そうでなきゃいけないと思っている人もいるかもしれません。
このブログでは、白収納じゃなくても気持ちの良い暮らしができることをお伝えしました。
整理収納には、その暮らしごとに正解があります。
このブログをヒントに、自身の暮らしや一緒に暮らす人の性格を見極めながら、
その家にとっての最善策を探していっていただけたら嬉しいです。