「有機肥料」って?「化学肥料」って?

Hello!
kokoです!
みなさんは
「オーガニック」という言葉について、どのくらい知っていますか?
ちょっと高いけど安心?
ちゃんと作ってるから美味しい?
オーガニック製品が、農薬や化学肥料に頼らず自然の恵みを活かした製品であることは間違いないのですが、今回はもう少し深掘りしてみましょう。
「化学肥料」と「有機肥料」の違いについて簡単にシェアしていきますね。
「化学肥料」は、文字通り化学合成された肥料。
ですが、原料となるのは鉱石や空気中の窒素など自然界に存在するものです。
含まれる成分量が明確なので、どのくらい使えば適量かがわかりやすい、というメリットがあります。
(価格も安価)
一方で「有機肥料」は、米ぬかや魚粉、動物の糞尿を原料とした肥料です。
地球に優しいのはもちろん、
化学肥料に比べ、じっくり効果が現れるので肥効が長く続くなどのメリットがある一方で、
成分量がはっきりしないので、「必要最低限」という使い方が難しいなどのデメリットもあります。
もっと考えなければいけないのは、
「動物の糞尿」は有機肥料ですが、その動物がどんな育て方をされてきたのかまでは問われない、ということです。
例えば、遺伝子組み換えのトウモロコシを食べ、抗生物質やホルモン剤をたくさん打たれながら育てられた家畜の糞尿も「有機肥料」と表示出来てしまいます。
実際、「オーガニック製品」として売られている農作物の中には、
このような「有機肥料」が使われているものもあります。
もちろん、「オーガニック」はひとつの判断基準になりますし、出来るだけ地球に優しいチョイスをするのは大切ですが、
地産地消だったり自分の体感だったりなど、
いろいろな側面から判断していけたら良いですね。
Love the earth!