【断捨離するときの注意点!】

こんにちは(^^)
MOEです。
今回は、
【断捨離するときの注意点!】
というテーマでお届けします。
特に一時期、大流行した断捨離。
今もものを減らすという視点は細く長く続いています。
私自身も、身軽に生きたいと感じて、
そのためには、身の回りのものをとにかく減らして、大好きな手芸も物作りもやめて、持ち物を減らす、
すべてをシンプルにするのが良いのかもしれない、と考えた時期がありました。
ものを減らし、目の前に広がる選択肢を狭めることで、
「どれにしようか?」と悩む時間やそこに費やすエネルギーが減り、フットワークが軽くなります。
自分の本質的な願いに集中したり、他のもっと大切なことに集中したりするためには、それが一番!と思っていました。
もちろん、それをすることによって、確かにものは減り、探しものをする時間もなくなったし、何がどこにあるかが明確になり、限りあるものを大切にできるようになった、というメリットもありました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
なぜなら、何事も、「必要か、必要じゃないか」という視点でばかり決めるようになっていったことで、
楽しむことが減っていったからです。
おかげで、世の中が、目の前に広がる世界が、つまらなくなってしまいました。
その反動で、また新しいものに興味が出たり、ものが増えたり。
また物作りのための材料が増えたり・・・。
無理なダイエットと同じですね。
楽しみがなかったり、自分自身のことを見ていないと、必ず長続きしなかったり、リバウンドがあったりするもの。
何でもかんでも、「それは必要か?必要じゃないか?」という視点で見たら、
極論、世の中のものはほとんどが不要なものなのです。
確かに身の回りのものは減り、身軽に動けるようになるのかもしれません。
しかし、そういう生き方は本当に楽しいでしょうか?
ある側面からしたら、ものを減らすことは大切なことかもしれません。
しかし、本当の気持ちの面からしたら、ものを減らすこと自体が大切なことではないと思います。
むしろ、目の前をまっさらにするより、ものがある程度あるからこそ、
そこから色々なことが
思い浮かび、考えることも出てきて、想像力、創造力も高まるということもあるのではないでしょうか。
ものを減らすこと、シンプルにすること。
そこに楽しみがないのであれば、無理に減らす必要はないのです。
ただし、むやみやたらにものを増やすのも違う。
そこはもう、自分の中でのバランスです。
ものを少なくすることの豊かさ、ものが溢れることの豊かさなどを考えると、
どちらも、ものに縛られて、ものの有る無し次第で、自分がコントロールされるようになります。
結局はどちらも同じで、どちらかに偏っているだけ。
そうではなく、自分が舵取りをし、自分がコントロールする意識を持ちましょう。
そのためには、内側で何を感じるか、そこにきちんと意識を向けることが大切です。
つまり、自分の内側に集中すること。
自分とはどんな人間なのか?
何が好きなのか?
何が得意なのか?
何にワクワクするのか?
何に夢中になるのか?
それらにとことん向き合ってみるのです。
そもそも、私自身は、「断捨離」という言葉を、間違えて解釈していたのだと思います。
「断捨離」とは、いらないものを処分することではなく、
自分のこれまでのライフスタイルを見つめ直すきっかけにすることなのです。
ものが溢れてきて、これから断捨離したいと思っている方、
断捨離によってものは減ったものの、なんだか世界がつまらなく思えてきたという方、
両極端にならないように注意です!
ものをどんどん減らしていくということにフォーカスし、「必要」を最低限に決めるのではなく、
本当に欲しいもの、本当にワクワクするものを持つ、その一つ一つを大切にするということにフォーカスし、
それらを楽しむためのゆとりや楽しむためにものを持つ余地を残すことも大切ですよ。
では、また。