【どうして星占いは番組ごとに順位が違うのか】

私は占い師でもなんでもありません!
が、昔から占い好きの叔母に影響されて祖母・母含む親類
みんなで同じ占い師に見てもらったり、親戚に占い師がいたりと、
占いを身近なものとして育ってきました。
占いを信じていた私ですが、星占いは信じていませんでした。
理由①性格の違う私と妹が同じ星座であること。
理由②テレビで流れる星占いの順位が番組ごとに違うこと。
そんな私が最近になって星占いに興味を持ったきっかけをご紹介します。
〈太陽星座は10個の天体の1つにすぎなかった〉
私たちが「あなたは何座生まれ?」と聞かれたときにパッと答える星座は太陽星座です。
しかし、私たちに割り当てられた星座は太陽星座だけではありません。
月、水星、金星、、、etc
10個の天体それぞれに星座があります。
そして、ハウス、カスプ、Ascといった聞き慣れない概念もたくさんあります。
つまり、太陽星座だけでは私のすべてはわからないのです。
なので、太陽星座についてしか見ていないテレビや雑誌の星占いが当たらないのも頷けます。
太陽星座が同じだけど私と妹に違う部分があるのは当然のことだと
納得できました(ちなみに、私のホロスコープは左に偏っていて、
妹は羨ましいほどにバランスが取れています)。
〈ホロスコープを読むのは英語を翻訳するようなもの?〉
私の英語力は学生時代に詰め込んだだけの使えないものなので、洋画を見るときは字幕が必要です。
ただ、聞こえてくる英語と字幕がなんかしっくりこないことはありませんか?
同じ「Oh, my god」でも、
「最悪!」「うーわ、やってもうた…」「マジでありえへん」「ヤバすぎ!!」
とか色々な訳し方ができると思います。
私の受け取った「Oh, my god」と翻訳者の「Oh, my god」にズレがあるのは
その言葉を受け取る脳が違うから仕方がないことです。
それと同じように、ホロスコープを言語化する時に、
「誰の脳を通して言葉になるか」で伝えられるメッセージが違ってきます。
同じホロスコープを見ていてもAさんとBさんでは解釈、伝え方が違っているから、
星占いの順位が変わってくるのであって、星占いがホラ吹きなわけじゃないのだと思うようになりました。
例えば(ホロスコープでこんなことがわかるのか知りませんが)、
「○○座の人は電車が遅延する」「△△座の人はお釣りを間違えられる」
というメッセージが出たときに、この2つのどちらの運勢を上位にするかは占い師によって違うと思います。
別の例えでは、「交通トラブルに見舞われる」というメッセージが出たときに、
「電車が遅延する」と解釈するか「車をこする」と解釈するのかも占い師次第です。
結局、占いは解釈の世界なんだと思っています。
ホロスコープは1つですが解釈は無数にできます。
解釈がしっくりくる占い師に出会えたらラッキーですね!!
〈占いに振り回されないために〉
占いを信じるのは良いと思うのですが、占いに人生支配されてる人の話もたまに聞きます。
何かを決断する時、占い師に聞かないと何も決められない。
占い師以外の意見を聞かない。
占いが人生をより良くする道具であることを見失い、
占い通りに生きることが目的になってしまっています。
あくまで私たちは占いを利用する側!
使えるツールは使いこなして、ハッピーな人生を楽しみましょう!