お料理苦手でも「食育」はできるよ!

Hello!
kokoです!
今でこそ、「食」についてあれこれ語っているkokoですが。
もちろん最初っからそうだったわけではありません。
子どもの頃は、
スーパーで売っている真っ白いパンにマーガリンを塗った朝食だったし、
中高生のkokoは、
ファストフード店のハンバーガーやドーナツが大好きだったし、
何なら今でも、スナック菓子はたまーに食べます。
まあ、いろんな時期がありますよ。
でもなんか、
子どもを持つと、なんとなく「食育」した方がいいような気がしちゃう方が多いみたいです。
そんな時私は、
「まずは調味料から変えてみよう!」とお伝えします。
「オーガニックなんちゃら」とか、
「減塩なんちゃら」を買うのが食育ではないですよ!
まずは、和食に欠かせない調味料、
「しょうゆ」と「味噌」について考えてみましょう。
お醬油の原料って、何かわかりますか?
答えは「大豆・小麦・食塩」です。
シンプルに、お醬油はこの3つで作られます。
なので、原材料に「調味料(アミノ酸)」とか「カラメル色素」とか書いてあるものは、
本物のお醤油ではないってことです。
次にお醬油を買う時は、この3つのみで作られているものを選ぶと良いですね。
国産原料であれば更にGood!
(逆にいうと、この材料だけで作られているお醬油がいかに少ないか、ちょっと驚くと思います。)
本物のお醬油は、栄養価うんぬんというよりも、
味覚がかく乱されにくい、
素材の味を引き立てる、
要は「正しい舌」が養われるんですね。
ちゃんとした「母の味」がインプットされると、
思春期などに一時的にジャンクフードに走っても、
大人になると、ちゃーんと素材の素朴な味が恋しくなると言われています。
スーパーにはたくさんのお醬油が売られていますが、
原材料に注目してみると、この3つだけで作られているものがいかに少ないか、
おそらく驚かれると思います。
はい。
「お味噌」を選ぶ時も同じです。
お味噌の原料は「大豆・米・食塩」。
(注;麦みそは、米の代わりに麦が使われています←大豆の代わりに、じゃないところがポイント)
この3つのみで作られているお味噌を選ぶこと、
そして、麹菌が生きているお味噌は、蓋に小さな穴が開けられています。
これは、菌がきちんと呼吸しているということでもあり、こういうお味噌を使うのは、最近話題の「菌活」にもなります。
醤油と同様に、
「正しい材料で作られているお味噌」
「菌が生きているお味噌」は、スーパーの売り場でも本当に少数で、しかも他のお味噌と比べてお値段が少し高かったりします。
(でも、調味料って、ひとつ購入すると1か月~半年くらいはもちますので、1日当たりor1食当たりで換算すると数円~数十円しか変わらなかったりしますよ♪)
もっと言うなら、
高いというか、適正価格です!
昔ながらの製造方法を守ってくれている生産者さんを応援することにもなりますしね。
子どもの食事を作るようになったら、
「手作り!」
「オーガニック!」
と頑張るのももちろん素晴らしいですが、
(kokoは一時期、お味噌も手作りしていました笑)
まずは、スーパーで購入するものから、
無理なく変えていくのがおススメです☆
そして私は、
子どもたちが小学生になると、
お醬油を買うとき等は
スーパーのお醬油売り場に子どもたちを連れて行って
「お醬油の原料覚えてる~?」
「じゃあ、その3つだけで作られているのを探して~!」
って、子どもたちに原材料の表示を見てもらいながら、一緒に探していましたよ。
今では、この声かけをしなくても、お醬油やお味噌を買う時には原材料を見て選んでくれるようになりました。
(もちろん、夫も!)
本当にちょっとした事ですが、
子どもたちが一生使える学びだと思っています。