【備えあれば憂なし!】万が一の地震に備える

日本は災害大国です。
台風や大雨は予報があるだけまだマシかもしれませんが、
地震は今この瞬間に来ても何も不思議ではありません。
自分の、そして大切な人の命を守るために、できることはあります。
杞憂になることを祈りながら、一緒に備えましょう!
まず、災害から身を守るためにできること、災害発生時にどうするかを家族で相談しましょう。
Contents
話し合っておくべきこと
①ハザードマップや被害想定から、自分の住む地域の災害リスクを確認。
同じ水害でも、川の氾濫か、大雨洪水か、内水氾濫か、津波かで想定被害が変わってきます。
②自宅の危険箇所と安全な場所を調べる。
阪神淡路大震災の犠牲者の8割以上が、建物の倒壊や家具の転倒による窒息死・圧死だったそうです。
建物が倒壊すると命が危ないだけでなく、火災の危険性も高まりますし、道路を塞ぎ救助活動の妨げにもなります。
阪神淡路大震災以前に建てられたものは古い基準で建てられています。
25年以上前に建てられた建物は耐震診断をしてみるのも良いと思います。
また、家具は倒れないように固定しましょう。
大地震が発生するとテレビが飛ぶと言われています。
そして、扉が開かなくなる危険性があるのでお風呂やトイレに逃げても扉は閉めないほうが良いでしょう。
③避難所への経路を、昼間と夜間に実際歩いてみる。
大雨の夜の避難中に命を落とされた方がいたというニュースを聞きました。
命を守るはずの行動がかえって危険につながってはなりません。
④備蓄品とその保管場所の確認
備蓄品については数ヶ月前に記事にしています。
ぜひお読みください。
⑤避難場所、ガス栓・ブレーカーの措置
ご家族に介護が必要な方がいらっしゃる場合は、どのように避難するかを事前に話し合っておきましょう。
また、災害発生時に家族全員が自宅にいるとは限りません。
学校、習い事、公園など場面ごとにどうするべきか予め決めておきましょう。
⑥連絡方法の確認
災害発生時は電話がつながりにくくなります。
災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板を活用したり、被災地から離れた親戚の家を中継拠点にするなどの対策が考えられます。
これらの対策は無駄になる可能性のほうが高いでしょう。
その時、無駄になって損した、と思うか、災害に見舞われなくて良かった、と思うかはあなた次第です。
ただ、ちゃんと備えておけばよかった、と後悔することだけは避けたいものです。
Shion