【子供に絵本を読むということ】

赤ちゃんがおなかにいる時から「絵本」を読むといい、と聞いたことがある方も多いはず。
私も、息子がおなかにいる時から絵本の読み聞かせをはじめ、
生まれてからも寝る前には絵本を読むようにしています。
今日は、そんな私の実体験も交えて、絵本を読むことのメリットをご紹介します。
01/おなかの中の赤ちゃんへ
クラシックを聞かせたり、キックゲームをしたり、胎教には様々な種類があります。
絵本を読むことも胎教のひとつ。
おなかの中の赤ちゃんに優しく語りかけることによって、ママの心も落ち着き、
親としての愛情や自覚が生まれるのだそう。
また、赤ちゃんの脳や感受性の発達を促すともいわれています。
『胎教』と聞くと赤ちゃんのためにいいものを選ばなければ、
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
いちばんは自分が子供に読んであげたいと思う本を読むこと。
また、おなかの赤ちゃんに何と話してかけていいかわからないパパも多いはず。
そんなパパがおなかに向かって読み聞かせをする時間を過ごしてみるのもいいですね。
02/誕生した赤ちゃんへ
赤ちゃんが誕生してからは、おむつ替えにミルクに寝かしつけに…
驚くほどあっという間に毎日が過ぎていきますよね。
心に余裕がない時だってきっとある。
そんな時こそ絵本の読み聞かせをしてほしいと私は思います。
絵本を読むことで、冷静な心を、子供への愛情を感じることができますよ。
赤ちゃんに絵本を読んでも、なかなか反応はありません。
しかし、絵本のカラフルな色彩が、赤ちゃんの脳に刺激を与えてくれるそうですよ。
見ることがちゃんと発達していない赤ちゃんですが、
赤や青、緑などは比較的見えやすい色とされています。
03/成長したお子様へ
読み聞かせは、親子のコミュニケーション不足の解消になります。
お子様と身を寄せ合って読むことによって、触れ合いの時間を持つことができます。
帰宅が夜になってしまうパパとのコミュニケーションの時間にすることもおすすめ。
絵本を読む声が、お子様に安心感を与えます。
息子も、絵本を読んでもらうと眠くなってくる、というようになりました。
それが、リラックスしてくれている証拠なのかもしれません。
読み聞かせによって、親の愛情を感じ、自己肯定感も養われるそうですよ。
04/心を育てる
絵本を通じて登場人物の気持ちを想像します。
言葉と絵を見て、登場人物の喜怒哀楽を感じ、心の変化を知ることで感情が豊かになるのです。
私は絵本を読み終わった後に「どうだった?」と聞くようにしています。
同じ絵本でも、回数を重ねるにつれて理解し、受け取り方に変化がでます。
みなさんも、読み終わったあとにお子様に質問してみてください。
子供ならではの驚くような回答がかえってきたりするかもしれません。
また、想像力を育てることも読み聞かせの効果のひとつ。
絵本を淡々と読むだけではなく、「このあとどうなるかな?」
とお子様に質問しながら読み進めていくのももいいですよ。
05/言葉の表現を知る
絵本の読み聞かせによって、語彙力や読解力が付きます。
まだ字が読めない子供でも、
読み聞かせを繰り返すことによって自分の言葉として使い始めることができるようになります。
自分の気持ちをちゃんと表現できる人に、
そして相手の気持ちもちゃんと理解できる人に成長することができるでしょう。
いかがでしたか?
親子が触れ合う時間は貴重です。
ぜひ、絵本を読むことを一緒に楽しんでくださいね。
忙しい毎日に、絵本の時間を持てたらきっと心が穏やかでいられるはず。