【それゆけ!ビジネスウーマン】ラーニングゾーンとパフォーマンスゾーン

研修というものは、どうしてあんなに眠いのでしょうか?
私の勤める会社では、研修は在宅でオンライン受講します。
話を一方的に聞いているだけ、周りの目もない、サボり放題!
そして何より、研修内容が実際の仕事でどう活かされるのかがわからない…
こんな話を先輩にしたとき、あることを教えてもらいました。
それは「ラーニングゾーンとパフォーマンスゾーン」を意識することです。
〈どうせ日本は欧米より遅れてるって話でしょ?〉
日本の教育はインプット偏重で、アウトプット重視の欧米を見習うべきだ、という意見をよく耳にします。
これは私もその通りだと思います。
ただ先生の話を聞くだけなのがつまらない、というのもありますが、「生徒は先生の言うことを聞くものだ=思考停止」に繋がっていると思うからです。
インプット偏重の教育は、自分の頭で考える力を奪うので、支配者が下々を統制するにはぴったりですよね笑笑
話はそれましたが、ラーニングゾーンとパフォーマンスゾーンの話は、ラーニングばかりしてないでもっとパフォーマンスするべきだって言いたいんだよね!と思った方(私のこと)、残念ながらそうじゃなかったのです!
〈パフォーマンスしかしない日本の社会人〉
マッサージ師でいうと、パフォーマンスとはお客様への施術、ラーニングはどこに骨・筋肉・リンパがあってどんな働きがあるのかを学ぶこと。
こうイメージするとわかりやすいかと思います。
お給料が発生するのが施術中の時間であったり、お客様の担当数であるとすると、自己学習は無給です。
そこに時間を割く人は何人いるでしょうか?
または、学習時間に給料を払ってくれる会社はどのくらいあるでしょうか?
お金の問題だけでなく、時間も問題です。
パフォーマンスだけで疲れ切っているのにラーニングをできる人はどのくらいいるのでしょうか?
ラーニングに割ける時間と体力を残せるように勤務時間を管理してくれる会社はどのくらいあるでしょうか?
結局、休みの時間を費やしてでもラーニングしたいと思えるほど興味のある仕事じゃないと、伸び悩むということなのかもしれません。
〈働く=しんどい、の意識を変える〉
働く、と聞くと、ネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。
興味もないけどお金のために働く。
もっと自由な時間がほしいけど給料が減ると困るからフルタイムで働く。
「働く=しんどい、我慢」の方程式が成り立っている人に、勤務時間外に仕事を思い出すようなラーニングはなかなかできないでしょう。
これからの時代、「仕事とプライベート」が「白と黒」のようにハッキリ分かれることは無くなってくると思います。
昨今の在宅勤務がそのスタートとも言えるかもしれません。
楽しんでやったことが収入につながる、そんな働き方ができれば、自ずとラーニングも増えていきます!
どうしたら自らすすんで「ラーニング」ができるか。
この問いはあなたがどんな働き方をしたいか、という問いでもあるのです。
Shion