【本当の健康とは?】

こんにちは(^^)
MOEです。
今回は、【本当の健康とは?】というテーマでお届けします。
皆さん、いかがお過ごしですか?
日本では寒さがだんだん和らいできて、
春が近づいてきているのを感じますよね。
二十四節気の一つである「啓蟄」も過ぎましたし、
虫や動物も、私たちと同様に春を感じて、冬眠から目覚め、動き出しはじめている頃でしょうか。
寒いと身体が縮こまりがちですが、暖かさを感じると、
あちこち動き回りたくなるもので、私はこの時期に一番活発になります!
虫たちと同じですね。(笑)
さて、今回は、このように活発に動くために、
「健康」について考えてみたいのです。
今でこそ活発に動いている私ですが、
社会人になって、不規則なシフト勤務をしたり、
転職先では朝7時から夜中の日付が変わる頃まで仕事をしたり、というのが重なり、
心身ともにボロボロになったことがあります。
一度決めたこと、始めたことは、やめるのも悔しいし、
それを他の人に知られるのも恥ずかしい、なんていう思いが頭をよぎり、
なかなかやめる選択ができないでいました。
でも、体を壊すくらいなら、やめるという選択をするのは、
自分を大切にすることの一つ。
途中でやめることは、悪いことでも恥ずかしいことでもないのです。
健康でなければ何もできないですし、健康がベースにあるからこそ、色々なことができます。
この出来事が、「健康第一」というのを痛感し、
「健康」について考え始める一つのきっかけになり、今に至ります。
しかし、つい最近まで、この「健康」という意味を履き違えていたかもしれません。
私が思っていた「健康」とは、
何の不調もなく、痛み、症状も一つもないことだし、絶対にそれらが出ないこと、でした。
だから、ちょっと熱が出たり、頭痛がしたり、喉の痛みがあったりすると、
「私、健康じゃない!なんとかしないと!」とすぐに捉えてしまう癖ができていたのです。
健康のことを伝えている人でも、
頭痛や発熱などの不調を感じていたりして、
「それでも健康と言えるのはなぜ?」「どういうこと?」と疑問でした。
その疑問が頭から離れず、
他の人と私の「健康」の捉え方が違うのかもしれないと感じ、身体のことを勉強し始めました。
そこでようやく分かったことは、
必要なことを、必要な時に、必要な分だけ行う、身体の完全さ。
私たちの身体は、「ホメオスタシス」という機能を備えています。
これは、外的、内的な環境変化に対応しながら、
この身体をどうにかして生かす方向性を探ってくれる機能です。
私たちは日々、食べ物や飲み物などの身体に入れるもの、
環境の変化、人間関係など、様々なストレスを受けていますが、
身体はなんとかしてこの身体をストレスから守り、
生かそうと働き、足りないものは別のところから引っ張り出してくるなどしてくれるのです。
そうやって、私たちが意識しなくとも、身体は常に働いてくれています。
そう思うと、身体に対して感謝の気持ちがたくさん溢れますよね。
そして、現れる不調は身体からのサインだということにも気付かされました。
痛み、発熱、肌荒れなど、不快な症状が現れるのは、
身体の外から、または身体の中において、不要なものを出そうとしたり、
取り込んだものによってバランスが崩れたりしたために、
元の健全な状態に戻そうとして身体が戦闘モードになっているだけなのです。
つまり、不要なものが入ってきた、ストレスになった、というのを、
この戦いで、私たちに知らせてくれているのです。
その戦いが不調として現れるのですが、
これは戦いの印であり、症状=不健康ではないのですね。
むしろ、身体が反応できて、戦いも起こせているのですから、
健康と言えるかもしれません。
私たちはその症状だけを見て、「ダメだ!何とかしないと!」と思いがちですが、
私たちの思考で、その症状を抑えてはいけないのです。
無意識で起きた私たちの身体の反応は、
治まるまで、感謝しながら身体にお任せしましょう。
または、抑制の方向ではなく、
その身体の働きをスムーズに済ませられるようにサポートしてあげましょう。
「健康」というのを、以前の私のように、
何の反応も絶対に外に出てこないこと、と頑なな定義をしてしまうと、
逆に不健康の道に進んでしまいます。
たまに不調があることは、
私たちが健康であるために必要なことだという柔軟な捉え方に、
この機会に切り替えていくことをおすすめします。
では、また。