【人は見た目が1割!】

こんにちは(^^)
MOEです。
今回は、
【人は見た目が1割!】
というテーマでお届けします。
いつもは見ないテレビがたまたまついていて、
とても印象的で考えさせられる話がありました。
節分にちなんで、登場人物は3人で、鬼さん1人と、そこに居合わせた2人の人間。
2人の人が、「鬼は怖い」と言っていました。
でも鬼さんは、「私は本当は怖くないのに、みんなと仲良くしたいのに…」と悲しんでいます。
その場面を見て、私は「確かに!!」
なんで私たちは鬼を怖いと思っているんだろう?
本物の鬼を見た事もないのに!
と、ふと思いました。
ツノがあるから怖い?
髪が赤いから怖い?
金棒を持っているから怖い?
でも・・・
実は、ツノは折れ曲がったりして。笑
金棒だって、実はふにゃふにゃかもしれません。笑
赤色、みんな好きじゃないですか?
それが髪色になると、途端に印象が変わるのです。
そう、私たちは実物に出会ったわけでもないものに対しても、
人伝いで聞いた話や見た目の印象から、
勝手に「これはこういうもの」と決めつけていることがたくさんあります。
例えば、日本では髪の色が黒っぽい人が多いので、
それが当たり前になっていて、ちょっと赤かったり、ちょっと違う色だと、
途端に、異端児扱いをしてしまいやすい。
他にも、この職業の人はこの髪色でないといけないとか、
この職業だからこの服装はしてはいけないとか…。
人は見た目の印象から入りますが、関わってみたり、話してみたりなど、
相手の内側に触れてみることでしか、実は本当のところは分からないのですよね。
私自身、上海に住んでいた時に、
地下鉄の駅を出たところで階段を踏み外して転倒したことがあったのですが、
なんとそこに真っ赤な髪の女性が来てくれて、「大丈夫か」と声をかけてくれた、
という出来事がありました。
鬼の赤い髪でこの出来事のことを思い出しましたが、
まさにあの時も、「髪の色は真っ赤だけど、見た目によらず優しいな」と思ったのです。
今考えたらそれこそ、「赤い髪」というのにとらわれて、
勝手な印象を持っていたのだなと気付かされ、反省します。
確かに、ものごとはどんなことも、自分の好きなように解釈していいのです。
しかし、だからこそ、ネガティブに捉えるのではなくて、
「もしかしたら違うかもよ?」という視点も持っておく柔軟さは必要ですね。
そして、相手に対して制限すること、
見た目や肩書きなどから勝手な印象を持つことは、実は自分自身の行動を制限することにもなる、
ということを覚えておきたいものです。
なぜなら、髪色、髪型、服装、仕事、趣味…など何でも、
それに対して勝手に抱いているネガティブな印象があると、
「こう思われるだろうから、できない」と自分自身にもそれを当てはめるので、
いざやりたいなと思った時に、自分の中で葛藤が生まれ、行動できなくなるからです。
自由でいたければ、相手の自由を先に尊重する。
認められ、受け入れられたければ、相手を認め、受け入れる。
一人一人がそれを意識したら、もっともっとより良い人間関係が築けそうです。
「人は見た目が9割」と世間では言われますが、
自分の枠を取り払うには、そこにとらわれすぎないようにすることが大切ですね。
「見た目が1割」くらいに思っておくのが、実は良いのかもしれませんよ。
では、また。