【ちょっと気になる心理学 11選】

実は思ったよりも身近にある「心理学」
意外なところで効果が発揮されているかもしれません。
今回は、11個の心理学を簡単にご紹介させていただきます。
Contents
01/ミラー効果
相手の動作をさりげなく真似ること。
そうすることによって無意識に仲間や味方と認識し、
好感を得ることができるそうですよ。
02/イエスバット法
反対意見を言うときは、まずは相手の意見を肯定すること。
はじめに相手の意見を受け入れることによって、
その後に発信する自分の意見に耳を傾けてもらえるようになります。
誰しも最初から意見を否定されたくはないものです。
03/ダブルバインド効果
人に何かやってもらうときに2つの選択肢を提示すること。
人は、選択肢を与えられることによって、それ以外を考えられなくなります。
こちらが誘導しているけれど、相手が自分で選んだかのように思えるのです。
例えば、犬派なのか猫派なのかを問うとします。
本当は犬でも猫でもなく他の動物が好きでも、
相手は犬か猫を選ばなくてはならなくなる状態になるのです。
04/うなずき効果
うなずくだけで話す人の意欲が上がること。
例えば、面接官がうなずくことで、8割の人は発言が増えるのだとか。
うなずく人は好感を持たれることが多いのです。
相手には、話を聞いていることを視覚で伝えてみましょう。
好感を持たれ、話題が増える効果が期待できますよ。
05/ドアインザフェイス
本当に頼みたいことがある時は、
難しいことを頼んだ後にすることをいいます。
断られる前提の要求をし、
その後に本当の目的だった小さい要求をするようにします。
相手は、次は要求を聞いてあげようという考えになるので、
本当に頼みたかった事を受け入れてもらうことができるようになるのです。
06/バンドワゴン効果
多くの人から人気があるものは価値があるように見えることをいいます。
例えば、周りが持っていると欲しくなる、
行列の店に行きたくなる、などがあげられます。
07/ハロー効果
評価をする時に、見た目やネームバリューに引き付けられる現象のことをいいます。
例えば、雑誌に紹介されているお店は美味しいに違いない、
会社の立地がいいから信頼できる、などがあげられます。
08/ウィンザー効果
本人の話よりも、第三者の言葉に信頼性を感じる現象のことをいいます。
つまり噂話が広がる理由です。
いいことにも効果はありますが、
悪いことの方がこの効果は発揮されてしまいます。
09/リンゲルマン効果
物事に対して、関わる人数が増えるほど、
個人のパフォーマンスが下がる現象のことをいいます。
これは社会的手抜きとよばれ、力を抜いてもバレない、
という心理が働いてしまうのです。
自分自身が常に向上心を持つことで改善される効果なので、
意識して気を付けなければなりませんね。
10/ラベリング効果
他人からラベルを貼られると、
無意識にラベル通りの人間になる現象のことをいいます。
期待されている子は成績が良くなりますし、
お前はダメだと言われたらその通りになってしまいます。
また、あなたはいつも優しいね、
と言ってあげれば相手はその通りになるでしょう。
11/希少性の原理
入手困難という情報を知ると価値が高く感じる現象のことをいいます。
例えば、品薄と言われればほしくなる、本
日限定販売と言われればほしくなる、などがあげられます。
いかがでしたか?
心理学を知って、ハッとした方も多いのではないでしょうか。
ビジネスでも人間関係でも知っていて損がないのが心理学です。
ただし不自然に使えば効果はありませんし、人を不快にさせてしまうことも。
自然に使って、気持ちの良いコミュニケーションをとることができますように。